数週間前に突如出たアレルギー反応により、view39というアレルギー検査を行った。
血液採取をして結果が出るまで1週間。
怪しいと目論んでいた魚介類は軒並み問題なく、思ってもみなかった花粉3種とフルーツ3種、ピーナッツに6段階中の「2」の反応が出ていた。
え?自分、花粉症なの?
パートナーが春になるとくしゃみ、鼻水、頭痛、目の痒みなどで普段のパフォーマンスの半分くらいにまで落ち込む。
反転、自分は多少この季節は頭が重たいような、鼻が詰まるような、を感じるくらいでほとんど花粉症の症状がない。
あえて言うなら、眠いくらい?
春眠暁を覚えず
と、慣れないことわざを出してみるけど、春って誰でも眠いものだと思っているんだが違うんだろうか。
症状がないだけで実は思ってるよりも体に負担が掛かっていたのかもしれない。
正直年中だるおも〜を感じているので春が特別負担があるとは思っていなかったけれど、少し自分の体を注意深く観察した方がいいのかも。
何はともあれ、最近時間があれば作っているパン作りに必須な「小麦」にアレルギーなくて本当に良かった。
ここ数日なかなかブログを書けなかったので今日は、一昨日作ったプチフランスについて書き残そうと思う。
このプチフランスは以下の本にあったレシピで作った。
『はじめてでもコツがわかるから失敗しない パン作りが楽しくなる本』
著:完全感覚ベイカー
本屋でふと目に入り、思わず即買いした本。
各工程の状態がわかりやすい写真となんでこうするのか?の説明が付いていて初心者にはありがたい。
それによくあるパン作りの本にある、基本の部分は最初にまとめてあって各レシピで参照先にされてるパターンの本ではなかった。
例えば、「工程1〜5は○ページを参照、6からそのパンの独自の工程が記載」されている、というもの。
個人的にはパン作りに限らず料理って絶えず手が濡れたり汚れたりすると思うんだ。
紙の本なりタブレットで見る電子版なりでも次のページをめくったりする必要が出てくるよね。
なのに参照先が遠かったら探すの大変だし、手を綺麗にする手間があって慌てると思うんだ。
だから基本を最初にまとめないでいろんなレシピで重複する工程があるけれどもそれぞれ端折らず最初から最後までまとめてくれると本当に助かる。
せいぜい人差し指と親指の先だけ綺麗にして次のページにめくればいいだけになるから。
この本を最初から最後まで何回か読んで、『科学でわかるパンのなぜ?Q&Aで理解するパンづくりのコツと技術』と言う本を読んで、2ヶ月ほどABCクッキングスタジオで教わったパンを作り続けて、パン屋を取材した動画を見たりしてパン作りの理解が進んでから満を持してプチフランスを作ってみた。
とてもビビリな性格なので素人が下手に本を頼りに独学で始めるには準備が必要だ・・!とかなり入念な準備をした。
温度や湿度、酵母についてや扱う水の特徴などなど、それなりに知識がついたと思う。
そして、パン作りを始めたきっかけもフランスパンを家で作りたい、から出発しているので今回のプチフランスは個人的に前哨戦に近い挑戦だったんだ。
これで失敗したらまだ自分には色々チャレンジするのは早すぎたか、と落ち込んでひたすら教わったパンだけを作り続けただろう。
結果だけいうと成功した。
外はパリッと、中はふわっとしていた。
求めている理想のフランスパンの匂いや食感や味とは全然違うが今回はバゲットを作ったわけではないし、近いパンを作れたという感動があった。
小麦粉は北海道ブレンドというのを使ってみたが他のにしたらどうなるだろう?
イーストもサフの赤色を使ってみたが天然酵母にしてみたらどうなるだろう?
水は水道水を使ったけど硬度を変えてみたらどうなるかな?
美味しかったし大満足だが、まだまだ美味しくできるのではないかと思う。
焼成した後のパンのふっくら加減ももうちょっと改善できそうだけどどうしたら良いだろう、とか頭の中で課題と仮説がぼんぼん立ち上がってくる。
パン作りは楽しいなぁ。
上記で紹介した完全感覚ベイカーさんの本は本当にわかりやすいからしばらくはこの本を参考に色々作ってみようと思う。
パートナーがこのパンに合うように卵とマヨネーズのサラダを作ってくれた。
挟んで食べたら美味しかった。
パクパク食べてしまったが写真撮ればよかったな〜。次は撮る!